まず地盤調査で地耐力を確認します。
徳島平野は吉野川が氾濫を繰り返して出来た平野です。
特に吉野川下流域は、ほとんどの地盤はゆるく、実は「ズボズボ」状態なのです。
プリンの上に物を乗せるとどうなるか？
それと同じような状態の土地なのです。
だいたい現況地盤から1.5mも掘削すると水がでてきます。
2～3ｍ下はズボズボです。
だから、調査結果によっては地盤補強、地盤改良工事が必要になります。
板野郡松茂町 空気がきれいな健康住宅 もみの木の家～地盤調査～
2018年10月25日｜カテゴリー「山口智己のブログ」
ちなみにそういう地盤補強工事業者がある場所は、そういう仕事が多いところ、徳島、岡山等です。
昔から「土地は土を入れてから3年寝かせたら大丈夫。」という話しをよく聞きました。
3年も経つと雨も降り、土が締まって家を建てても安心だと。
昔は地盤改良の技術がなかったため、それを1つの目安としたのでしょう！
弊社では、地盤調査の方法として、いくつかある方法の中から、一般的にされているスウェーデンサンディング試験より効率よく正確に地盤の状態を調査できる表面波探査試験を採用しています。
調査結果を基に基礎仕様が決まっていきます。
軟弱地盤にいくらいい家を建てても、土台が崩れればその上に建っている建物も崩れます。
今は軟弱地盤の上にも安心した家を建てられる技術が開発されています。
家は下から上に載せていくもの。
確実なことを積み重ねて、これからも進んでいきます。
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