今『無垢材』は非常に人気です。
天然木の豊かな表情と温もりが魅力です。
無垢材にはさまざまな木が使用されます。
木の種類によって色や柄も異なりますが、丸太の状態からの切り方でも、柾目挽きと板目挽きで模様が変わってきます。
樹心から年輪に対して垂直に挽いたものが柾目、丸太を上から見て平行に板状に挽いたものが板目です。
つまり、柾目は板目より一本の丸太から挽ける数が少ないので価格も高くなります。
柾目挽きは年輪の模様が真っすぐに出るので、とても落ち着いた風合いになります。
板目挽きは同じ丸太でもいろいろな模様になる面白さがあります。
樹皮に近い部分では節もあります。
節がある部分は価格も安くなりますが、その「天然木」らしさは板目ならではの模様です。
張替えたばかりの新しい木質も良いですが、年数を重ねるごとに変化する色合いや艶も無垢材ならではの楽しみのひとつですね。
自然素材の無垢材は、複合フローリングにはない調湿作用があることもメリットです。
部屋の湿度によって空気中の水分を吸放出し、一定に保とうとします。
昔の木造家屋が、高温多湿の日本の夏をエアコンなしでも過ごせたことも納得できますね。
大工職人 曽我部 浩二!!
頑張っております( • ̀ω•́ )✧